昨日の5月1日は「501の日」だったそうで。
知るかってハナシですけども。
なので1日遅れですけども持ってるジーパンを載せます。
90年代のLevi's 501。アメリカ製のレギュラーです。
501-0000のリジッド。1994年1月製。ボタン裏・工場番号は546。
35インチ。
アメリカではどうか知りませんが、少なくとも日本では在庫の都合で偶数インチのみを揃えるお店が多いため、新品では奇数サイズというのがなかなか出ない。
34までは1インチ刻みで揃えていたとしても、それ以降は36、38...…だったりするので、35インチと37インチはほとんど見当たりません。
というか、そもそも日本のリーバイスもそのサイズ展開となっていますからね。
さてさて。
僕は10年ちょっと前から、赤耳が付かない所謂レギュラーの501でもUSA製はいつか必ず枯渇化すると読んでいて、リサイクル屋さんなどでUSA製の501を安く発見したら、どんなにかっこ悪くてもとりあえず回収しておくようにしていました。
そしてこれが、その活動の最初の一本でした。
たしか1,400円でしたかね。
しかし当時はまだ90年代リバイバルの動きなど起きておらず、こういったアイスブルーでのっぺりとした色落ちはまったく人気がありませんでした。むしろ“ラギッド”の頃だったので、濃淡のコントラストが強くてゴツい縦落ちをしたジーンズが主流。中古加工も人気だったし。
特にこれは購入時はヒゲも一切出ておらず、腿の濃淡もナシ。兎にも角にも、当時ではケミカルウォッシュと変わらないほどダサい一本でした。
それをなんとか外でも穿ける一本にしようと、当時のわたしはスパルタの調教を施しました。
部屋着や作業着として常に穿いて、冬場はパジャマとして寝るときも着用。手を洗ったらこれで手をふき、汚れた頃には気を遣わずにドカンと洗濯。
室内で穿き続けてどれくらいでしたかね。いつかは覚えていませんが、ちゃんとこのように立派な表情が出て、2軍からのたたき上げで立派な1軍入りを果たしたってワケですよ。
ところがここ数年で90年代リバイバルが起き、ヒゲも出ていないのっぺりジーパンも人気になったので、もしも今だったらそんな酷い仕打ちをしなくても普通にそのまま穿けましたね。
ま、ちゃんとヒゲとアタリが出たので結果オーライですけども。
そうなんです。さすがリーバイスは大したもので、レギュラーの501でも穿き込めばそれなりにちゃんとした色落ちをするんですよ。これまで穿いてきたもの、すべてそうでした(例外はカナダ製501)。
もちろん染料がヴィンテージのインディゴとは違うのでそういうゴツい色落ちはしませんが、僕はむしろあっさりとしたジーパンが好きなので、こんなふうに全体的に色が薄くてそれなりにヒゲが出ている状態がベストなんです。立派に育ってくれておじさんは嬉しい。
で、そのUSA製Levi'sを安く見つけたら拾ってくる活動ですが、今ではレギュラーの需要も高まってきてしまい、2,000円以下で見つかるようなことは滅多になくなってしまいました。セカンドストリートでも別コーナーで扱われるようになっちゃったりして。
なので次は、USA製終了直後のメキシコ製を視野に入れて拾ってこようかなとか思ってますが、我が家にはもうジーパンがたくさんありすぎるので、できるだけやめようと思っています。
かっこいいメキシコ製↓
それでは、かしこ。
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