とってもおしゃれブログ

へそまがりな洋服好きの中年が全然おしゃれじゃない偏屈アイテムについて個人的な思い入れを語るブログです。

チャンピオンのトレーナーはトレーナーのチャンピオン

「アメカジ」=「スウェット」なんですよ。ジーパンとトレーナー。これだけでアメカジの出来上がり。

 

そしてやっぱりスウェットの王者と言えば、ご存じ、Championの “REVERSE WEAVE”。

f:id:saito_d:20181019215003j:plain

僕も古着でいろいろ持ってます。これぞまさに「定番アイテム」。

 

でも実はあたし、以前はリバースウィーブって好きじゃなかったんです。生地が厚くて身頃も袖も太いので、リバースを着ると上着が着づらいんです。

f:id:saito_d:20181019215206j:plain

しかも以前はタイトめが世の主流で、僕もピチッっとした服のほうが好きでした。

さらに筆者は、他の誰も注目していない「ひねくれアイテム」の探求者なので、みんなが好きなメジャーアイテムは意識的に避けちゃう性分。だから古着でスウェットを買うときも、敢えて Russell Athletic や Hanes その他の、チャンピオンではないボディを選んでいました。そっちのほうが値段も安くて、タマ数も多かったし。

 

でも、やっぱりダメでしたね。リバースに関しては、どうしてもそのかっこよさを否定できなかった。それを認めて解禁してみたら、なんだかんだ見つけるたびに買って増やしちゃいました。

認めたくはないけど認めざるを得ないかっこよさ。佐々木希や橋本環奈をかわいくないと言い張るのが無理なのと同じくらい、リバースウィーブの魅力を否定するのは無理な話でした。 

 

昔はどこの古着屋にでも売ってたし、80's以降なら値段も高いというほどじゃなかったんですけど、最近になってまた注目され始めて、今では90年代以降の近年物でも相当な値上がりをしています。

特にフーディ(パーカ)が出てこない。もうプリントの良し悪しは関係なく、フーディだっていうだけで1万円弱。びっくりですよ(※2022年時点では2万円弱です)。

f:id:saito_d:20181019220451j:plain

f:id:saito_d:20181019220510j:plain

 

f:id:saito_d:20181019220545j:plain

良いの揃ってるでしょ。

 

でも、僕、そういったいろいろを経たうえでめぐりめぐって.....、もう一度、「やっぱり古着のリバースはもう要らねえな」と思ってて。

こんなに人気があって高値で売れるなら、もう全部メルカリで売り払っちゃおうかしらと思ってるんです。

 

なぜなら……

リバースよりずっと着やすくて、かっこよくて、愛用しているスウェットが他にあるから。

 

それがこちら。

 

楽天最安値は我らがZ-CRAFT

hb.afl.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

 

▼以下、それ以外

item.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

※上記の各リンクはアフィリエイトを利用しています

 

同じチャンピオンでUSA企画の現行品、その名も「Eco Fleece(エコ・フリース)」。 日本の代理店から販売されているモデルではなく、アメリカ本国流通の並行輸入品です。

 

まぁ云ってしまえば、何の変哲もなく、ポリエステル混紡で裏起毛の、いかにもアメリカンでチープなトレーナーです。

ところがこれが、すこぶる良い。

 

  • まずシルエットがシュッとしてるので、リバースウィーブのように上着が着づらかったりゴワゴワと邪魔になる感じがまったく無い
  • 軽い
  • ポリ混なので洗濯してもすぐ乾く
  • 暖かい
  • リバースのようなゴワゴワではなく、シャリ&フワっとした素材感で防寒性がとても高い(リバースはゴワゴワなのが良いんですけど、それとはまた別物として良い)
  • サイズは日本の規格よりワンサイズ以上大きめ
  • んで、安い

 

 以上。

 

インポートショップやセレクトショップではたまに見かけることができます。大型のドン.キホーテでも売られてるのも見たことがあります。近隣に大型ドンキがある方は是非チェックしてみていただきたい。

 

結局スウェットなんて普段着として雑に扱えなきゃダメだと思うんです。アメカジLOVERにとってはおしゃれ着でもあるけど、運動はもちろん、寝間着にもできなければトレーナーじゃない。ところが、90年代のものまで一丁前なヴィンテージ扱いになってしまった古着のリバースウィーブは、ただの普段着として雑に扱うには勿体なくなってしまいました。

 

というわけで、そんなリバースよりも断然この「Eco Fleece」ですよ。

インポートだからどこにでもあるってわけじゃないけど、定番品なので入手はしやすい。普段着としてもスポーツウェアとしても部屋着としても文句なしの機能性。しかも無地だからすごく落ち着いて見えますし、中に白いシャツなんかを着ちゃえば大人な雰囲気を醸し出すことだってできるんですよ。

 

正直、現状ではエコフリースが僕のスウェットの到達点のひとつだと思ってまして。おしゃれかどうかは置いといて、これがあれば普段の生活には充分。だからもう、わざわざ着る必要のないリバースウィーブなんて手放してしまおうかと思ってるわけなんですけれども……

 

う~ん、リバースウィーブ、やっぱり見れば見るほどカッチョイイな。いくら高く売れるといっても手放したくねェな……

 

※追記※

2022年以降、結局古着のリバースウィーブはぜんぶ売ってしまい、その代わりにUS企画の現行リバースウィーブを愛用しています。

 

こうやって、いつまでもモノを処分できないんだよなァ……。