とってもおしゃれブログ

へそまがりな洋服好きの中年が全然おしゃれじゃない偏屈アイテムについて個人的な思い入れを語るブログです。

ハイテクなのかローテクなのかわからないけど、とりあえず超あったかくてカッコイイ下着

あったか下着でおなじみの、天下のユニクロヒートテック」。

それがオシャレーなデザイナーと組んで下着を出すらしいっすよ。

www.fashionsnap.com

 

これ、僕もタイツは気になりますね。股引ってダサいのばかりですからね。

そのオシャレーのデザイナーのことはよく知りませんけど、故 アレキサンダー・マックイーンと同じ名前だからきっとカッコイイんだと思います。

もしも「アレキサンダー」なんていう名前でダサかったら、ガッカリですよ。

 

 

でも......

 

 

ヒートテックってあったかいですか?

 

 

そもそもですよ、そもそも。

 

みんなしてあったかいあったかい言うから、以前、僕も買ってみましたよ。

そして着てみたらですね、

 

僕がこれまで着てるあったか下着よりも全然あったかくない。むしろ寒いくらいなんですもん。

 

びっくりしましたね。これであったかいって、皆さんは普段何着てるの? わら半紙??

 

 

というわけで僕が冬に着てる下着、アメリカン・カジュアルが好きな人にはもうおわかりかと。

 

サーマルです、サーマル。

 

 

 

お値段、見てくださいな。

定価が定まっていないインポート品ですからショップによって差はありますが、いずれにしてもヒートテックより安いです。 

 

ちなみに昔は「J.E.MORGAN」が一番メジャーでしたけどね。残念ながら潰れちゃいまして。

※今売られているモーガンは日本企業によるライセンス品です。

 

それに代わってインポートのアメカジ屋でよく売られるようになったのがこの「INDELA MILLS(インデラ・ミルズ)」

アメリカではスーパーはもちろんガソリンスタンドあたりでも売られてるほどポピュラーな商品とのことです。

 

今は亡きモーガンに比べるとインデラのほうが腕周りが太くて袖が長く、フィット感がイマイチ劣るという点は否めませんが、防寒という最も重要なポイントに関しましては及第点かと。

 

 

及第点もなにも。超あったかいんです。

 

 

ヒートテックは合成繊維ですから着用した瞬間は生地が冷たく、すぐに暖かさを感じられませんし、温まるまで時間がかかります。それに比べて綿がベースでワッフル地のサーマルは、着用した瞬間から暖かい。

 

また、ヒートテックは汗をかくと逆に体が冷えるんです。「ヒートテック 汗」でググってみてください。死ぬほど出てきます。

≫ 汗をかくと逆に寒い!特にスポーツでヒートテックはNG!その理由は? - NAVER まとめ

≫ ヒートテックを山岳ガイドが使わない理由

 

 

ま、あたしゃ科学的なことに関してはわかりませんし、登山やアウトドア活動での着用を目的としているわけではないのでヒートテックを極限状態で使用した際の実感はわかりませんけど、街なかでの着用によるサーマルとヒートテックの比較では、圧倒的にサーマルのほうが暖かく、汗をかいたときの不快感や機能低下も少なく感じています。

※アウトドア用としてサーマルの着用を勧めていると受け取られてしまったコメントがありましたので、本文を修正しました。(2018/10/22)

 

これはもう、「着て・見て・触って」としか言いようがない。

 

 

あ。保温効果を高めるには、ピッタリめのサイズを選ぶのがコツ。流行りのオーバーサイズとかに惑わされちゃいけませんよ。Sサイズでもグイーっと伸びますから。

 

 

なお、先述のものはポリ混ですが、それよりも保温力が高いとされるコットン100%のものもあります。

 

 ですが僕はポリ混派ですね。

 

綿100%のほうは汗をかくと乾きづらく、ヒートテックと同じように逆に寒くなっちゃいます。なのでポリ混はそのバランスがちょうどいいってわけ。

※ヘインズ ジャパンのパックT、赤パックと青パックの違いによく似ています。僕はやっぱり、ポリ混の青派。

 

それと、なぜか綿100はポリ混よりもさらに作りがデカく、フィット感がイマイチ。

そして、コットンという素材の都合上、洗濯で丈は縮むけど横幅は伸びが出やすいため、どうしても着づらくなる印象でした。

街の生活では、そこまで暖かい必要もないしね。 

 

 

んで、重要なポイント。

 

サーマル、カッコイイ。

 

ね? これですよこれ。超アメリカンじゃん。

 

 

あえて見せますもんね、下着のサーマルを。

 

サーマルの上にネルシャツ。王道中の王道。

もしくは90年代の古着ファッションっぽく、長袖の上に、半袖Tシャツを重ね着(=僕は「逆Tシャツ」と呼んでいます。リバイバルしないかな)。

 

真心ブラザーズ」の桜井さんが、長袖サーマルの上にアロハを着てたのを見たことがあります。あれはかっこよかった。

 

もちろんスウェットも。襟元からサーマルがチラっと見えててもサマになる。

というか裏地がサーマルのジップパーカは昔からある仕様。理にかなった組み合わせ。

 

別にサーマルを「見せろ」と言ってるわけじゃありませんよ。タイトなやつを選んでワイシャツの下に着てしまっても良いわけで。

その場合、裾は長めなのを選んだ方がいいかもしれません。意外と縮むので。

 

 

で、サーマルを作っているブランドはINDERAの他にもございます。

 

今でもMADE IN USAを貫く「Green Hills(グリーン・ヒルズ)」とか。

 

 

B系にはおなじみ、僕もB系じゃないけど愛用してるブランド「PRO CLUB」とか。

 

 

探せば Hanes や Fruit Of The Loom でも当然あるでしょうし(その代わり、あたしゃ日本企画のライセンス商品は認めませんぜ)。

 

 

でも、インデラは買いやすくて一番安いので。

 

 

一瞬だけ話逸れます。

そんなサーマルよりも暖かかったインナーがあります。

それはニュージーランドeverwarm

 

20年くらい前にはあらゆるセレクトショップで売られてて、派手派手なボーダー柄が印象的だったのですが。

素材はポリプロピレンでしたっけ? 超絶あったかかったです。エヴァーウォームとワイシャツだけで外に出られたくらい。

 

今はサイトも無いので、潰れちゃったんですかね......。残念です。

 

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というわけで。

昔からごく普通にサーマル(や everwarm)を愛用していた僕にとっては、ヒートテックなんてこれっぽっちも暖かくなかったという事実。

 

他には現行品だとモンベルのインナーなんかも高機能で暖かいらしいですけど、それだと値段も高いし、街なかじゃハイスペックすぎるでしょ。

 

以前、古着屋の店員と、「冬はまずサーマルを着て、そこから何を着るか迷うよね」という会話で笑いながら盛りあがったことがあります。

 

ハイテク素材より暖かくて、かっこよくて、見た目がアメリカっぽいからテンションも上がるサーマル・シャツ。

これ以上のものが出てくるまではずっとこれでいきます。

 

 

もしこれ以上のものが出てきたらすぐ乗り換えます。所詮下着ですから。