とってもおしゃれブログ

へそまがりな洋服好きの中年が全然おしゃれじゃない偏屈アイテムについて個人的な思い入れを語るブログです。

ぼくは君の首をそっとしめたくなる

ブログの更新が大変なご無沙汰に。

夏物の話題をひとつも更新できませんでした。忙しかったという理由もあるのですが、当ブログ的には何より……

この夏、ただのひとつとして新しいアイテムを導入しなかったのです。

ここに書くべきネタがマジでひとつもありませんでした。今年も過去に書いた記事のまんま、何も変わらず。

 

そして夏が過ぎ、風あざみ。ちょっとは涼しくなってきて、時期的にはたとえ暑くても長袖を着たほうが粋だろうと思われる10月にもなってから半袖Tシャツの話です。

 

アメカジやオーセンティック、トラディショナルの世界では、Tシャツやスウェットやジーパンなんかは季節に関係なく話題にあがり、購入だってします。そして、この夏を通してわかったことなのだから、書くのが今になったのはある意味で仕方ないのであります。はい。

 

これまで取り上げてきたTシャツのハナシ。

 

日々着ているのは基本的に、アメリカのボディメーカーの無地Tシャツのみ。これは15年くらい変わってません(昔はレパートリーの一部だったけど、今はほぼこれらのみ)。

 

まずは愛用品のひとつ、Champion US企画のヘリテイジ・ジャージーというヘヴィウェイト・モデル。

厚手でゴワゴワなオープンエンド生地と、身幅が広く丈が短いサイズバランスが最高。バインダーネックなのもマニアには嬉しいディテール。

 

hb.afl.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

楽天では「Z-CRAFT」が断然安いのですが、なぜか在庫が補充されていない。もしかしたら取り扱い終了なのかも……汗。

しかしながら、着ているうちにだんだんと気になってきたポイントが。

それはネックの広さ。ボートネックに近い形で首が詰まっていないため、カジュアルさがより強く出てしまい、加えて年齢的な理由もあり、どうしてもだらしなく見えてしまう。部屋着や普段着には問題ないし、暑さを考えればむしろそのほうが快適なのですが、お出かけの場合は見た目的にちょっとよろしくない。でも以前は、そのラフでストリートっぽいところこそがよかったんですよ……。若さですよ、若さ。

 

HanesのBeefy(US企画品)。

サイズバランスは良い。でもビーフィってリングスパン(ツルツル)なのが私的にはイマイチ。どうしてもオープンエンド(ガサガサ)のほうが好き。リングスパンは着込むとみすぼらしくなるし。

そしてネック。Championはもともと広い作りなのに対し、こちらは着込むごとにネックがゆるくなってくる。まァTシャツなんてそもそもそんなものなので、仕方ないっちゃ仕方ないんだけど。

 

ALSTYLE(アルスタイル)。

近年、同じGILDAN傘下の「American Apparel」と統合されてしまい、ブランドが消滅。商品は変わらないとのことですが、かつて全盛期の頃のアメアパとその後のスキャンダルを知っている者にとっては複雑な気持ち。継続して買う気が失せてしまいました。

生地はちょっと薄手ながら、オープンエンドの素材感は悪くない。ところが白に関しては、Beefy同様にネックがゆるむ。一方でネイビーは比較的詰まったまま。紺や黒といった濃色は染色により生地が硬くなるそうで、それが影響しているのではないかと。

GILDAN傘下になる前のアルスタイルが分厚くてバキバキで、本当によかったのにな……涙

 

そして本家のGILDAN(ギルダン)。

今や、アメリカのメーカーで気軽に買えるボディはここしか残されていない。ドンキでも買えるのがつまらないので避けてきましたが、アメリカン・ボディにこだわると、もはや選ばざるを得ない状況になってしまいました。

なので自分のワードローブとしては、ちょっとでも取り扱いが少なくて普通すぎない、ポケTや色物を選択。

item.rakuten.co.jp

item.rakuten.co.jp

item.rakuten.co.jp

 

悪くはない。でも2XLを選ぶとやっぱり首が広い。特に白。これはアルスタイルと同様。

それにしても、GILDANも質が落ちたな……。2000年代に部屋着として買ったGILDANは今よりも厚手で、まだまだしっかりしてるんですよ。着古してみてわかった事実。今になってみると、ちゃんと古着になるボディだった。

 

 

というわけで今シーズンは主に、白Tシャツのネックのゆるさがネックになってしまったのです。

 

そんな中、ネックの詰まり具合には定評があり、そこが大きなウリでもあるブランドがありますね。

それがご存知、みんな大好きPRO CLUB(プロ・クラブ)

※なぜかいつもと文体を変えて書いている……

 

首の詰まり、オープンエンド生地、ヘヴィオンス。これらを満たすものはもうこれしかありません。

昔は西海岸や南部のブラック、チカーノ系のおっかない人向けのボディというイメージがあり、主にB-BOY系のショップで売られてたので、自分とは違う分野のメーカーという気がしていたのですが、今では日本での知名度も上がり、もはやそんな印象も薄れてきました。

hb.afl.rakuten.co.jp

hb.afl.rakuten.co.jp

Amazonhttps://amzn.to/3YajeHt

 

しかし問題が。

今や値段が数年前の倍ですよ、倍。

以前は980円~1,200円くらいが相場だったんです。それが今では2,000~2,500円程度。

いや、それでも人によっては安いと思うかもしれません。でも、まとめ買いをしては1年通して着用し、着古しては買い直し続けていた身からすると、感覚的におかしいんですよ。だって、かつて4~5着買えていた金額で、今は2着しか買えないんですよ?

 

とは云え、もうコレしかないんだからしょうがないじゃないか(えなりかずきの口調で)。

 

ということで、今シーズン(昨シーズン?)に出した答え。

  • お出かけ用の白TシャツはPRO CLUBに限る(その代わり所有数は減らす)
  • 普段着/部屋着用の白TにはChampionのヘリテイジ・ジャージーもOK(ただしネックの広さを考慮し、XLはやめてLサイズ)
  • 色物ならばPRO CLUBだけじゃなく、Champion、GILDANもアリ

毎年ヘタったものを買い替えながら着ていますので、来年は上記の自己ルールをベースに揃えていきたいと思っています(なので来夏もまたブログの更新はないかもしれない……)。

 

www.youtube.com

 

あ、あの……。

実は、もうひとつあるんですけどね、これからラインナップに加えようと思ってるTシャツ。

これには言及しないようにしときます……