外出するときのほぼ9割8分は帽子をかぶっています。
髪の毛をセットするのが大嫌いなんですよね。
あとたぶん、かぶり慣れすぎたせいなんですけど、帽子がないとどうもコーディネート的にキマった感じがしない。
Tシャツやスウェットにジーパンみたいな何も特徴のない服を着たときに(というか僕の着る服はそんなのばかりなもので)、そのままだと “ただそれだけ” な格好になってしまうところ、帽子をかぶるだけで “ファッション” に格上げされるイメージ。
今は基本的に6パネルのキャップを被ることが一番多いんですけど
10代~20代の頃は、ニット帽(ビーニー/ワッチキャップ)をかぶることのほうが多かった。夏でもコットンやアクリルのをかぶってたし。
そしてこの2022年秋冬は久しぶりに、キャップよりもニット帽な気分になってます。
特に理由はないです。ただの気分です。
ロゴ物や柄物もたくさん持ってますけど、
結局、一番多いのは無地モノ。
そして無地のニットキャップは、今でもUSA製が安く買える。
インポートを扱っているショップはもちろん、帽子専門店や、ショッピングモールに入っている大手セレクトショップの帽子コーナーにもほとんど毎年、1,000~2,000円程度で置いてあります。
でも、品質表示タグだけが付いた完全にノーブランドのファクトリー物が多い。
上掲の私物でも、赤とエンジと黒はまさにそれ。メーカー不明のアメリカ製です。
USA製でメーカーがわかるものだと、
【 BRONER 】
↑在庫は白とグレーのみで550円送料無料!!
↑ちょっと高いな……
BRONERは、店頭で見つけられれば下手したら980円程度で買えます。いや、買えました。今の時代なら1,500円ですかね。
【 ROTHCO 】
軍物ならではのネオンカラーが最高。
【 NEW YORK HAT 】
↑これは安い!
ベーシックなモデル以外にも種類が多いので探し甲斐があると思います。
【 Artex knitting mills 】
ここのは良くも悪くも結構チープな印象。
【 WIG WAM 】
ここのは OSHMAN’S でも買えるんじゃないかしら。すごくベーシックな作り。
【 BAYSIDE 】
ここのはめちゃくちゃしっかりしてていいですよ。ストックも持ってます。
しかしどこもポツポツと在庫が切れてますね。コロナと円安で入ってこないんだろうな。
あとは中田商店でも買える、米軍のウールのやつ。
でもこれ、チクチクしておでこが肌荒れするんだよな……
USA製にこだわらなければ、いつものここも悪くない。
【 newhattan 】
でもどうやら中にはUSA製も紛れてるっぽいんですよ。過去に見たことがあります。当たったらラッキーですね。
んで、このニット帽。
あまり取り上げられないけど、 “かぶり方” の流行が時代によって変わってるんですよ。
僕は10代の頃からかぶり続けてきましたけど、90年代~00年代くらいはこんな感じでした。
ほぼ目が隠れるくらい深くかぶり、耳も隠す。
チーマーやヤンキー、ミュージシャンはこんな感じ。当時の松本人志や晩年のかまやつひろしもこうやってかぶってました。ラーメン屋のタオルもこの名残だと思われます。
イキってる怖めのおっさんなんかは今でもこうやってかぶってますね。今っぽさを出すならばこうはかぶらないほうがいいのかも。
それが2010年代くらいになると、こうなりました。
浅めで耳を出し、先端を伸ばすコンドーム・スタイル。
溜まりをしっかり作らないと効果が無くなるのでだめですよ。
それが今はこう。
折り返しを大きく、場合によっては二重にして、浅く平行な感じでかぶる。おでこを出してもOK。
若者やスケーターがこうやってかぶってると滅法かっこいい。ラッパーやスケーターといったストリートからの流れみたいですけど、海外ではむしろ以前からこうやってかぶってる人のほうが多い印象。もしかしたら実際のミリタリーのかぶり方に近いのかも。
着るアイテムの方向性はここ20年くらいあまり変わっていませんが、サイズ感や合わせ方については流行/トレンドは意識するほうなので、僕もこうやってかぶってます。
ちなみにアメリカ物以外にも、イギリスのニットブランドのものなんかで良いのがあれば買ってみたり、大好きなL.L.Beanで気に入ったものがあれば買ったりしてます。
僕はカラーコーディネートが苦手なので、基本的にトップスと帽子の一点使いでしか差し色を使いません。それ以外はネイビー、グレー、ホワイト、ベージュ。
そんな中でも帽子は遊びやすいので結構派手な色をちょくちょく買ってしまいます。
今回は特にエピソード的なものはありません。今シーズンはこっちがメインになるかなってだけの内容です。
おしまい。