これまで僕のチープカシオ・コレクションからいろいろと紹介してきましたが、
今回は、最初の一本にして究極だと思っているモデルについて。
最初の一本といっても、これが初めて買ったCASIOというわけではありません。
それまでもCASIOのスタンダードシリーズは何本か持っていて愛用していたのですが、世の中で “チープカシオ” という愛称が生まれてから初めてそれを意識して買ったのがコチラです。
※僕のチプカシ遍歴についてはこちらの記事で↓
チープカシオは僕の真似です - 齋藤のとってもおしゃれブログ
「F-105W-1A」というモデル。
大手家電販売店やホームセンターの時計売り場でも1,000円程度で買えるやつです。
先に買ったのはこっちのほう。
もう、何年前に買ったのかすら忘れましたが、電池はまだまだ生きてます。
ですが、本体よりも先にベルトがやられてしまいました。
これは他所でもけっこう言われていることで、樹脂バンドのチプカシはハードな環境で酷使するとどうしてもベルトが先に消耗してしまうのですよ。
本体よりも高い替えベルトを買うのは癪なので、楽天で激安のNATOベルトを見つけて買ったのですが、厚すぎて通すのがひと苦労でした。
この時計、(本体は)とにかくタフです。
防水性がハンパじゃなくて、これを着けてプールはもちろん、海にも何度か入りました。
結果はこのとおり、まったく問題なしです。
薄いのでいつ着けてても邪魔にならないし、しかもこの値段ですからもし壊れたら買い直せばいいので、水に濡れたり傷がついたりしても気になりません。
しかもデザインは普通にかっこよくないですか?
チプカシの中でもシンプルなほうでクセが無いので、どんなスタイルのときも悪目立ちせずに馴染んでくれます。
あと、こういう安い時計って、海外旅行のときなんかは盗難されにくいのでいいらしいですよ。
ロレックスなど着けていようものなら強盗被害待ったなしです。
で、ベルトを替えたほうは仕事用として使っているのですが、これまで誰も気づいていなかった新しい機能・性能を見つけてしまったんですよ。
仕事中は邪魔になるときがあるので、その際は外してポケットに入れてるんですね。薄くて小さいのでポケットの中で邪魔にならないのも高ポイントなんですが、今回気づいたのはそんなことではありません。
家に帰って、これをポケットに入れたまま、それをすっかり忘れて洗濯機に入れてしまってたんですよ。
時計の「日常生活防水」ってのは基本的に、流水には対応しておらず、あくまで「濡れてもOK」くらいのレベルだそうです(たぶん、ただ水に浸かるのと流水を当てるのとでは、水圧が違う)。
さすがにヤベえと思いましたが、まあ、壊れたらまた買い直せばいいだけの話なので。
洗濯が終わってチャック付きのポケットを開けてみたら……
綺麗になって出てきました。
綺麗になっただけでした。
……これ、言ってること伝わりますかね?
腕時計を洗濯機に入れて洗ったら、どこも壊れることなく、綺麗になって出てきたんですよ。
これってちょっと(いや、だいぶ)すごくないですか?
そうです。この時計、「ウォッシャブル」です。
それ以降、ベルトが汚れたらいちいち外して洗ったりせずに、何度もそのまま洗濯機にぶっ込んでいます。
ええ、このとおり大丈夫です。
メーカー側がそれを謳うことは決してないでしょうが、ほんとマジで半端じゃない防水性です。おったまげました。
そこそこかっこいい。正確。薄い。軽い。丈夫。そして、洗える。
それがあなた、たったの1,000円で買えるんですよ。超すごいと思いませんか。
んで、普段用に新しく買い直したのがこちら。
ヨドバシで950円くらいでした。
もしかしたら個体差(=僕のが異常に丈夫)があるかもしれないので「みんなも洗ってね!」とは大声では言えないのですが、ま、大丈夫じゃないですかね笑。
てなわけで、かっこいいチープカシオはまだ他にもいろいろと買い集めてはいるのですが、総合点としてはこいつが私的No.1なんじゃないかな? という感じです。
もちろん他の樹脂モデルも機能的には同様なんじゃないかとは思いますが。
でもデザイン的にも、この「F-105」が一番僕の好みなんですよね。
特別オシャレーなわけでもなく個性があるわけでもないですけど、だからこそ良いんだろうし、いろいろ買い集めても最終的にはここに戻ってくるような気がしてます。
なので、ベルトだけはもっと丈夫にするか、もしくはもっと替えやすくしてもらいたいものですな。
本体が動いてるのに捨てるってのはさすがにサステナブルじゃないですからね。
てなわけで今回は以上です。さようなら。