とってもおしゃれブログ

へそまがりな洋服好きの中年が全然おしゃれじゃない偏屈アイテムについて個人的な思い入れを語るブログです。

The Times They Are a-Changin' (new balance ML703 / M801)

立て続けて new balance の靴を2足買ってしまいまして。

 

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左:ML703 BB / 右:M801 AT

 

違うんです。全然違いますよ。よく見てください。

 

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たぶん違うと思う。

 

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違うんじゃないかな......

 

ま、ちょっと覚悟はしています。

 

どちらもトレイルランニング系で同じようなゴツめのデザインが特徴的ですが、一応は「ML703」と「M801」という、それぞれ別のモデルとなっています。

 

なにも同じカラーリングのものを2つも買わなくていいじゃないか(※えなりかずきの口調で)と我ながら思いますが、たまたまこのカラーをセールで安く見つけてしまったんだから仕方がありません。

 

ちなみに僕は普段、インポート品にこだわって日本企画品を買わないという自己ルールを課して洋服遊びをしており、アメリカをはじめ海外流通モデルをメインに収集しています。

しかしながらあくまで自己ルールですから甘いところも多々ありまして、特にスニーカー、さらにニューバランスに関しては目をつぶることがよくあります。

 

▼過去参考記事

 

今回の2モデルに関しては日本企画のアイテムだと思われるものの、吉祥寺の人気ショップ the Apartment をはじめ、さまざまなセレクトショップでも展開されていることもあり、 ちょっと贔屓目に見ていました。

※しかしアジアでは同時に展開されていたり海外カラーもあったりするようなので、詳細は判断しかねます。逆にそういうところも許容できるポイント。

 

 

まずは M801

 

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これ、履いてみて正直驚きました......。自分でも認めるべきか否か迷いましたが、もはや間違いありません。思い切って断言します。

 

new balance のフラッグシップモデルであり定価が3万円もする「M990v5」よりも、このM801のほうが歩きやすい。
※個人の感想です

 

履きやすさなんてのはあくまで個人の主観で、用途や好みも含めた複合的な要因がありますので、万人がそうであるとは決して言いません。でも、あくまで自分の中ではそう認めざるを得ません。

マジ履きやすい。何これ。

 

まず、このとおり分厚く配されたABZORBのミッドソールによる抜群のクッショニング。

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カフカではなく、テンピュール枕のような低反発感が気持ちいい。

 

そして、キュッと反り上がったつま先。

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 これが僕の歩き方にぴったり合っていて、地面を掴むというよりは、まるで足がタイヤになってコロコロと転がっていくような印象。

 

さらに足型も自分にはちょうどよく、当たるところも圧迫感もなくフィットしているので、完全にノンストレス。これほど歩きやすさを感じたスニーカーは生まれて初めてかもしれません。

やだよう~。箱無しラス1で見つけた格安のセール品が、3万円もした高級品よりも履きやすいなんて、僕は認めたくないよう~。

 

今回はたまたま一番ベーシックなカラーを手に入れることができましたが、こうなると他のカラバリも欲しくなってきちゃいますよ......

 

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上記以外にも、GORE-TEXを使ったものや、モノトーン系のカラーもあったりするみたい。

 

 

もう一足は、ML703。 

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これに関しては、履き心地うんぬんではなく。

 

 

大学卒業時は就職氷河期でして、僕も例に漏れず、靴屋でアルバイトをしていました。そのときに売れに売れまくっていたのが、当時オリジナルだった703でした。

しかし売れていたといっても、その購入層は主に非オシャレの人たち。当時の中高生や、ファッションには興味のなさそうなおじちゃんおばちゃんがほとんどでした。「これ10代の頃に履いてたわ~」という人も多いのではないでしょうか。

 

僕は当時からmade in U.S.A.の1000番台や576あたりが好きでしたから、そのときはこういった量販モデルを履いている人を小馬鹿にして見ていたものです。「こんなのはニューバランスであってニューバランスではない」と......。

 

ところが今。時間とは不思議なものですな。

ちょうど20年経って流行がひと回りし、世の中でも90年代以降のリバイバルが起きていることに加え、そういったネガティヴなものも含めてすべてが美化され、よき思い出として蘇ってくるようになってきました。そんなぴったりなタイミングで満を持しての復刻。そうなると途端に新鮮に見えるようになるんですから、とんだ手のひら返しです。

 

そして何より。このモデル、当時と同じように現在も量販店やスーパーの靴売り場でよく見かけますが、今では各大手セレクトショップや、上記の the Apartment のような気鋭のショップでも同時に取り扱われているんです。

もともと大衆向けで中高生や年配の人が履いていたモデルが、今ではオシャレアイテムとして認識されているんだから痛快です。

最近は昔と違い、スーパー等のディスカウントショップでは量販店用に作られた廉価モデルしか店頭に並んでいないことも多くなり、意外な掘り出し物は見つかりづらくなってきました。ところがこの703と801に関しては珍しく量販店と専門店の両方で同時に展開されているので、地方の方もご近所で手に入れることができるわけです。

 

しかもそうなると、おもしろいことが起きるのです。

 

店舗によって価格差が生まれるのです。

 

定価で販売しているセレクトショップもまだあるとは思いますが、スーパーや大手チェーンの靴店、もしくはスポーツ用品店では、セールにかかっていることがよくあるのです。オシャレショップで1万円で売られている靴が、ご近所のチヨダやゼビオで半額で買える可能性があるということです。なんと清々しいことでしょうか。

 

ちなみに私、2足とも3,900円で発見しました。やったね!

セールにはタイミングもあるのでちょうどいいアフィリエイトのリンクは貼れてませんが、もし欲しい方はご近所の靴屋スポーツ用品店、または楽天amazonはもちろん、いろんなオンラインショップで探していただければなと。必ず安く見つけられるはずです。

※もちろん安さよりもステータスや満足感を求められる方は、ぜひセレクトショップニューバランス直営店でご購入を!

 

 

正直、今見てもカッコイイとは思えません。ダサいなあと思って眺めています。

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いま見てもやっぱり中学生とおっさんの靴ですがな。

 

コーディネート的には、スウェットやTシャツ、アウトドア系などには合いそうですが、上品なスタイルとは相性が悪そうなので、万能とも言えませんし。

ラルフ・ローレンみたいにジャケットスタイルのハズしに使ったりしたらおもしろそうですけど、僕はそういう小細工を施した着こなしはもう面倒で......

 

 

てなわけでファッションとして履くにはスタイルも機会も限られそうですけど、僕は今後、未確定ながらこれらを仕事で履く機会に恵まれそうな予感が。

そうなると履き潰すことになるかもしれませんので、買い替えができるように、なんとか定番化してもらいたいものです。