僕は髪型をセットするのと、帰宅後に整髪料を落とすのがとても億劫なもので、1年のうち360日くらいは帽子を被っています。
ファッションやスタイルというより、もはや帽子は身体の一部となっており、数も40個くらい持っているのですが、そんな中で最近もっとも頻繁に被っているのが今回取り上げるこちらのブランド。
ここ数年で急激によく見かけるようになりました、「newhattan(ニューハッタン)」です。
オフィシャルにあるとおり、2005年にスタートした新興ブランドです(とはいえもう14年は経ってるのか……)。
若いメーカーにもかかわらず、ジャンルを問わず様々なブランドのボディとして採用されるスタンダードな存在となっています。要するに、ここの帽子にワッペンを付けたり刺繍を施したりして、オリジナル商品として販売されているというわけです。
帽子(特にキャップ)は、アパレルメーカーがイチから製造することが難しいのか、どんな大手ブランドでもNEW ERAやFlexfit / YUPOONG(ユーポン)、OTTO等の既成ボディを使用することが多いです。
そんな老舗メーカーに分け入って堂々とシェアを伸ばしているのですから大したものです。
僕はそのnewhattanの中でも6パネルのローキャップを、無地のままでよく被っています。
どうですか? このお値段。1,000円しませんよ!
日本代理店経由のものが販売される場合は2千円弱くらいしていることもあるので注意が必要です。
これに関しては断然、上記のような並行輸入をオススメしておきます。
僕はジーパンを穿くことが多いので、それに合わせてデニムをメインにチョイスしています。
ボトムスの色とちぐはぐしないように、ブルーの濃淡とブラックを揃えています。
(それを3つ買っても3,000円しないというお安さですよ、奥さま!)
コーデュロイのも持ってまして、デニム同様にいい感じです。僕の大好きな色、バーガンディも欲しいなあ。
ひとつだけ、刺繍が入っているものがありますね。
こちらは僕の友だちが関わっている大阪の「Blue in Green」で展開されている、「mellow」というサーフ系ブランドのもの。
MELLOW メローの通販 | 商品一覧 | BLUE IN GREEN WEB STORE
このアイテムはもう販売されていませんが、ロゴの大きさが控えめでバランスも良く、こまかく丁寧に入れられた刺繍が気に入って買いました。
既成ボディにワッペンをただペッタンしてるだけではなく、しっかりと仕事してあるのが良いなーと。ちゃんとオリジナルって感じがしますよね。
んで、ここのローキャップ、とにかく形が良いんです。
もちろん個人差がありますから全員に合うとは言えませんが、とてもオーセンティックな形をしていますので、全然似合わないという人は少ないんじゃないかと思います。
後ろでサイズ調整ができまして、そこの金具もチープさがない。
小ネタとして……
内側のロゴは大文字と小文字がある、もしくは小文字に変更されています(小文字のほうが最近買ったもの)。
ま、どうでもいいっすね。
さて、形が良いのはもちろんなのですが、さらにこれの何が良いって、汚れたら洗濯機で洗えることなんですよ。
一応ネットには入れますが、汚れたら普通に洗濯機へドーンです。洋服と一緒に洗っちゃいます。
クラウン部に芯が入ってるわけではありませんから、型崩れを心配する必要すらありません。
ここまで愛用するに至ったのは、その部分が一番大きいかも。
帽子って汗汚れがものすごくつきやすいのに、洗濯が難しかったり、素材によっては洗濯NGだったりするじゃないですか。それはさすがに不潔なので夏場に被るのを敬遠しちゃいがちですが、こいつは気にせずガンガン被れます。
着てるものが適当でも、帽子を被ると急にキマるっていうこと、結構あると思ってます(被らない人にとっては髪型かな?)。
もちろん人それぞれの服の系統やテイスト、似合う・似合わないはあるでしょう。帽子を被るには、個人のキャラや慣れが前提になるということは正直否定できません。
僕自身は、例えば無地のトレーナーを着て501を穿くとそれだけでは部屋着のように見えるのが、帽子を被ることでスタイルがキマるということがよくあります。
このnewhattanの6パネルは僕にとって、どんな服でもすべてをまとめてくれる、魔法の帽子なんです。
ボトムはすべてLevi's 501もしくはチノパンだとすると、
- グレーか紺のスウェット/パーカ
- クルーネックのセーター
- 無地Tシャツ
- ラコステのポロ
- アロハシャツ
- BDシャツに紺ブレ
何を着ても全部使える。
ローキャップというものがここ数年ブームとなっている形なので、流行が終わる不安はちょっとあります。でもこの便利さと自分のキャラとの相性、なかなか他には替えられないんだよなあ。
ですので、なんとか値段もこのままで、流行的にもこのままで、末永く続いてほしい逸品でございます……!!