■まさかのプレゼント
Amazonの「ほしい物リスト」を公開して誰かにプレゼントしてもらえるという機能があることを、今さらながら知りまして。
まさか芸能人でもあるまいし、どこの馬の骨かわからないような相手に贈り物をする奇特な人がいるわけなかろうと思いながら、
- いま欲しいものを共有することでブログの話題づくり
- 知り合い向けに、今後の記念日用のおねだり
くらいの気持ちで一応リストを作り、ブログのプロフィールに載せる前にまずはTwitterでツイートをしました。
その数日後......
プレゼント届いてました......汗
いやーびっくりしました......。
脳が状況を理解するまでだいぶ時間を要しましたね。
たしかに長年の相互フォローという間柄ではあるかもしれませんが、実際に面識があったわけではありませんし......。
納品書にご記名があった送り主様に御礼をしたところ、僕がSNSで書くものをとても気に入っていてくださり、更新を楽しみにしていただいているとのこと。
大変恐縮でありつつ、もっと他に有効な時間とお金の使い道があるのではないかと少々心配にもなります。
というわけで今回はありがたく頂戴することにしました。
送り主様ならびに地球上のあらゆる神に感謝します。本当にありがとうございます!!
■どんどん増えるチープカシオ
さて今回戴いたこの時計。もはや説明不要の「カシオ・スタンダード」シリーズ。いわゆるひとつの「チープカシオ(チプカシ)」ですね。
以前もチープカシオについての記事を書いておりますが、とても好評で、アクセス数も上々なエントリーとなっております。
この記事にあるとおり、僕は小学校の低学年頃からずっとカシオの時計を使い続けてきました。
そこにきて数年前、「チープカシオ」という名称でまさかの大ヒット。ミーハーにもその波に乗って所有本数を増やし、自分のメイン時計として日々愛用しています。
今回プレゼントいただいたことに加え、実は同じタイミングで他にもいくつか購入を予定しているものがあるため、チープカシオとしてひと括りではなく、モデルごと1本ずつレビュー形式で更新していきたいと思います。今回はそのひとつめ。
■手に取っての感想
ちょうど先日、僕が持っているG-SHOCKの1stタイプ「DW-5600」の電池が切れまして。
G-SHOCKって、正規に電池交換をすると3~4,000円もかかるんですよ。
それ、チープカシオ2本分という大金じゃありませんか!
値段は置いといても、「時間が正確」「完全防水」「薄くて軽い」「かっこいい」という要素を備えたチープカシオとG-SHOCKを比較した際、G-SHOCKのほうが優れているところってアイスホッケー選手にシュートされても壊れないという点だけだと思うんですよね。
正直ホッケー選手に腕時計をシュートされる機会なんて生涯で一、二度あるかないかだと思うので、わざわざそのために1万円以上出すなら、チープカシオで十分ではないかと考えています(というか、チープカシオも十分すぎるほど頑丈ですし)。
そのG-SHOCKの代わりに良いのではないかとリストアップしていたのが、品番『F-108WHC』という明らかにG-SHOCKの1stタイプをモチーフとした、この国内流通モデルでした。
その中で、息子の野球練習に参加するときにぴったりだと思っていたのが、野球のチームカラーであり僕の大好きな色でもある、赤。
そして届いた実物がこちら。
このプラスチックの質感! いや~、これは激チープですね!!
色は赤というよりも朱色。郵便ポスト、神社の鳥居、書道の添削を連想させる良い色合いです。なんともジャパネスク!
ルックスは先述したとおりG-SHOCK風で無骨さがありますが、(当然ながら)G-SHOCKほどの重厚感はなくライトな仕上がり。
ベゼルにあるビス止めを表現したポッチは不要じゃないかと思いますが(笑)。
「ILLUMINATOR」と「WATER RESIST」のプリントはすぐに剥げると思われます。
写真では伝わりづらいですが、エナメル調でえらいテカりっぷりです。
この素材自体は、下記モデルなどチープカシオではよく使われているものです。
(↑これは厚みがありすぎたのとバンドが長すぎて僕の腕には合いませんでした)
そのテカりが上手く作用しているモデルと悪目立ちするモデルがありまして、今回のモデルに関しては残念ながら、パっと見では悪目立ちのほうかな......。
しかし経験上、この素材は使っていると傷が付いたり黒ずみができたり、(良いのか悪いのか)表面のエナメル加工が劣化してきてだんだんとテカりが落ち着いてくる印象があります。
白だとその傷や汚れが悪い方に作用するのですが、この赤に関してはそれが貫禄となるのではないかと期待しています。
ところが裏面。
樹脂の裏面はマットでテカりがないんですよ。むしろ表もこれでいいんじゃないのかなあ......?
■さっそく着けてみました
僕はスマホで時間を見ません。時間が気になるときはどうしても腕時計を見てしまいます。
完全に身体に染みついている行動様式なので、変えることは難しい。
そんなとき、こんな明るい時計が目に入るだけでちょっとはテンションが上がる気がしませんかね? もちろん思い付きで言っていますが、そういうことにしておきましょう。
G-SHOCKのような厚みと重さがない分、着用感・フィット感は断然こちらが上です。あたしゃもうG-SHOCKにゃ戻れないよ......。
ひたすら気になるテカりでございますが、いざ着けてみると、全体的な印象は決して悪くありません。所詮はチープカシオですもの。チプカシに対してチープだと文句を言ってどうする。全体的に好印象ならそれでOK!
チプカシには「その値段には見えない!」という高級感のある仕上がりのものと、その逆で、おもちゃ風なポップなアイテムという両方のベクトルの商品がありますが、これは後者の楽しみ方をするのが正しいと思います。
Swatch や NIXON あたりも同じですね。遊び・ハズし・飛び道具。しかしCASIOはそれらファッション・ウォッチよりもずっと安価で、比較にならないほど高品質・高性能なんですから最高です。
珍しくコーディネート的な話をすると、黒や紺のワントーンや、おとなしめな服を着ているときにこれを着けると良いアクセントになるんじゃないかなと思います。
この日は上下薄色デニムに同系色のVANSでしたので、手首と帽子に赤を入れて遊んでみました。
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てなわけで大好きなチープカシオでした。
すでに注文済みの海外モデルが一本と、量販店で見つけ次第すぐ買うつもりの国内モデルがもう一本あるので、それぞれレビューします(今回より短くあっさりした記事にする予定)。
今、諸事情によりお酒を控えていまして。加えて土日はワンオペで子守りですし、普段の生活に娯楽が何もないような状況なんです。
そこで、毎月1本チープカシオを増やしていこうかな? なんて考えたり考えていなかったりして。
あ!