とってもおしゃれブログ

へそまがりな洋服好きの中年が全然おしゃれじゃない偏屈アイテムについて個人的な思い入れを語るブログです。

ジーパンは501の現行品でいいっす

今の若い人ってほんとジーパン穿かないですよね。

逆におじちゃんはジーパンばかりですよね。

もちろん僕はおじちゃんなので、ジーパンばかりです。はい。

 

穿くのはほとんど Levi's。基本は501。たまに505。しかも、価値のあるヴィンテージやレプリカではなく、いわゆる「レギュラー」と呼ばれる赤耳(セルビッジ)が付かない近年モノの古着や、現在新品で販売されている現行品だけを愛用しています。

 

ただし自己ルールがあります。

古着で買う場合は Made in U.S.A. のモノだけ。

現行品ならば、リーバイス・ジャパン社による製品ではなく、アメリカ本国の Levi's本社が企画生産しているアイテムに限定しています。

 

日本のジーンズショップで売られているリーバイスは日本支社で企画生産されているので、いくら形が世界共通とはいえ、アメリカ本国企画品とは似て非なるものなのです。

 

だから、こだわってるようで別にこだわってない。でもこだわってないようで実はすごくこだわってる、と……。

 

ヴィンテージではなく現行品を愛用するようになった理由は、なんと言っても値段が安いことと、僕がよく行く上野アメ横ならばいつでも普通に買えること。

後述しますが、上野にあるインポートショップでは、ウエストもレングスも好みのものを選べます。

※ただしリジッド(未洗い)は縮んでいない状態で購入する必要があるので、自分のサイズを把握するまでは、サイズに関して事前のリサーチと、失敗する覚悟も必要かも。

 

そして、

 

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現行品でも、普通にこれだけ良い色落ちをするから

 

現行品はヴィンテージやレプリカのようなゴツいタテ落ちはせず薄いアイスブルーになり、僕はむしろそれが好きなんです。

薄い色のジーパンって長い間いまいち人気がなかったけど、僕はどのスタイルにも合わせやすいので、以前から好んで選んできました。

濃い色を残したままの強いヒゲも当然カッコイイのですが、どアメカジやバイカーのイメージが強く、スタイル的に馴染まないときがあるんですよね。

 

古着では特に薄い色って人気がありませんでしたので、昔はとにかく安かったんス。

 

 

誰も注目していないものに目を向ける主義です。「次のアイテム」を他の誰よりも早く見つけるためには、あえて不人気なものに注目しなきゃいけないわけですね。だから古着好きにはヒネクレ者が多いんです。

 

でも今はアイスブルーも人気になっちゃいましたね......

 

古着でジーンズを買いたい方は、好みのものを地道に探してください。

現行品に関しては、上野の「Jalana」「ヤヨイ」がオススメです。

ヤヨイさんは全サイズ取り揃えています(在庫が切れていることもあります)。

 

 以前は5,300円だったんですけどねぇ……

 

ヤヨイさんの楽天ショップでは縮み後のサイズも書いてくれてますので、とても参考になります。

 

Jalana は amazon にも出品しています。

こちらもサイズ展開は豊富ですね。

 

 

現在の生産国は多岐に渡っています。

工場やロットによってディテールが変わったり、紙タグが簡素化されたデザインのものに当たってしまうこともあります。

その違いも把握できたら面白いかと思うのですが、さすがにそれは魔宮ですね......。底なし沼だと思うので、足を踏み入れないようにしています。

 

 

ちなみに僕が持っている現行501は、どれもメキシコ製。まだ比較検証はしていませんが、USA時代よりも色落ちが良い印象があるんです。

店頭で選べる状況なら選ばせてもらってます(なお、通販では生産国を選べません)。

 

USA製が終了した直後のメキシコ製が「オールド」の仲間入りする日も意外と近いんじゃないと思ってます(メキシコ製のChampionリバースウィーブは古着市場ではもうアリなアイテムになりましたしね)。

 

 

そんな自分にはまだ宿題がありまして。

いわゆる「ユーロ Levi's」と呼ばれる、欧州各国で販売された501。

色落ちが良かったり形がシュッとしててかっこよかったりするんですが、これまで一本も所有したことがない……

欲しいなあ。

追記:後日、UKの501を入手しました。

 

 

もうジーパンを仕舞う場所なんて家には無いんですけど、見つけたらまた買っちゃうんだろうな......。